「高市さんが衆議院の解散を考えているらしい」
このニュース、正直こう思った人、多いんじゃないだろうか。
「え?去年も選挙やったよね?」
「また選挙?税金は?」
「高市さんは好きだけど、自民党はちょっと…」
今回は、このモヤっとを整理する。
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■ そもそも解散ってなに?
解散=「今の衆議院を一度リセットして、もう一回選挙をすること」。
本来、衆議院議員の任期は4年。
でも日本では、首相が途中で解散を決めることができる。
ルール違反ではない。
ただし、「いつでも何度でもやっていい」=「納得される」とは限らない。
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■ なんで“今”なの?
理由を一言で言うとこれ。
「今が一番やりやすいから」
・支持率がまだ高い
・野党の準備が整っていない
・これから先、嫌われる決断(お金・税金・社会保障)が控えている
政治の世界では、
「正しいか」だけじゃなく「勝てるか」も重要。
だから、
“状況が悪くなる前に、先に信を問う”
という判断自体は、かなり現実的。
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■ 解散のメリットとデメリット
【メリット】
・国民にもう一度「いいかどうか」を聞ける
・勝てば政治が安定する
・トップのやりたい政策が通りやすくなる
【デメリット】
・選挙には大量の税金がかかる
・国会の仕事が一時ストップ
・「自分たちの都合じゃない?」と見られやすい
つまり、
「強いカードだけど、切りどころを間違えると嫌われる」。
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■ 誰が得して、誰が嫌がる?
【得しやすい人】
・今のトップ(高市さん側)
・今の政治で困っていない人
・「変わらない方が楽」と感じる人
【嫌がりやすい人】
・野党(準備不足だと不利)
・税金や生活に余裕がない人
・「また選挙か…」と政治に疲れている人
国のためと、立場のため。
この2つが重なる時もあれば、ズレる時もある。
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■ 高市さん寄りの人が増えたら、メリットはある?
結論から言う。
短期的には「ある」。
中長期では「条件付き」。
高市さん寄りの議員が増えれば、
・党内での発言力は強くなる
・政策は通りやすくなる
ただし――
自民党という「入れ物」そのものは簡単に変わらない。
派閥、業界、官僚、しがらみ。
これは人が増えても一気には消えない。
「高市さんが好き」=「自民党全部信用していい」
ではない。
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■ じゃあ、今回の解散はアリ?ナシ?
個人的な評価はこれ。
「ナシ寄りのナシ」
・去年選挙をやったばかり
・国が止まっているわけでもない
・タイミング優先に見えやすい
制度的にはOK。
でも国民目線だと「今じゃなくてもよくない?」が残る。
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■ 一番大事な視点
この解散で考えるべきなのは、
「誰が得するか?」より
「その後、何が変わるか?」
人は評価していい。
でも組織を白紙委任するのは危険。
高市さんを見る。
同時に、
「高市寄りを名乗る議員が、何を言ってきたか」
「何をやってきたか」
を見る。
それが、今回の選挙で一番大事な目線だと思う。
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■ まとめ(超短く)
・解散はできるけど、納得されるとは限らない
・今やるのは政治的には合理的
・国民目線ではモヤっとする
・メリットは“自動”ではない
・見るべきは人と中身
ニュースを「流されて見る」から、
「考えて見る」に変わったら、
もう十分だと思う。
【♯74 おわり】