【♯74】高市さんは好き。でも自民党は信用できない。解散選挙で本当に得するのは誰?

「高市さんが衆議院の解散を考えているらしい」

このニュース、正直こう思った人、多いんじゃないだろうか。

「え?去年も選挙やったよね?」
「また選挙?税金は?」
「高市さんは好きだけど、自民党はちょっと…」

今回は、このモヤっとを整理する。

■ そもそも解散ってなに?

解散=「今の衆議院を一度リセットして、もう一回選挙をすること」。

本来、衆議院議員の任期は4年。
でも日本では、首相が途中で解散を決めることができる。

ルール違反ではない。
ただし、「いつでも何度でもやっていい」=「納得される」とは限らない。

■ なんで“今”なの?

理由を一言で言うとこれ。

「今が一番やりやすいから」

・支持率がまだ高い
・野党の準備が整っていない
・これから先、嫌われる決断(お金・税金・社会保障)が控えている

政治の世界では、
「正しいか」だけじゃなく「勝てるか」も重要。

だから、
“状況が悪くなる前に、先に信を問う”
という判断自体は、かなり現実的。

■ 解散のメリットとデメリット

【メリット】
・国民にもう一度「いいかどうか」を聞ける
・勝てば政治が安定する
・トップのやりたい政策が通りやすくなる

【デメリット】
・選挙には大量の税金がかかる
・国会の仕事が一時ストップ
・「自分たちの都合じゃない?」と見られやすい

つまり、
「強いカードだけど、切りどころを間違えると嫌われる」。

■ 誰が得して、誰が嫌がる?

【得しやすい人】
・今のトップ(高市さん側)
・今の政治で困っていない人
・「変わらない方が楽」と感じる人

【嫌がりやすい人】
・野党(準備不足だと不利)
・税金や生活に余裕がない人
・「また選挙か…」と政治に疲れている人

国のためと、立場のため。
この2つが重なる時もあれば、ズレる時もある。

■ 高市さん寄りの人が増えたら、メリットはある?

結論から言う。

短期的には「ある」。
中長期では「条件付き」。

高市さん寄りの議員が増えれば、
・党内での発言力は強くなる
・政策は通りやすくなる

ただし――

自民党という「入れ物」そのものは簡単に変わらない。
派閥、業界、官僚、しがらみ。
これは人が増えても一気には消えない。

「高市さんが好き」=「自民党全部信用していい」
ではない。

■ じゃあ、今回の解散はアリ?ナシ?

個人的な評価はこれ。

「ナシ寄りのナシ」

・去年選挙をやったばかり
・国が止まっているわけでもない
・タイミング優先に見えやすい

制度的にはOK。
でも国民目線だと「今じゃなくてもよくない?」が残る。

■ 一番大事な視点

この解散で考えるべきなのは、

「誰が得するか?」より
「その後、何が変わるか?」

人は評価していい。
でも組織を白紙委任するのは危険。

高市さんを見る。
同時に、
「高市寄りを名乗る議員が、何を言ってきたか」
「何をやってきたか」
を見る。

それが、今回の選挙で一番大事な目線だと思う。

■ まとめ(超短く)

・解散はできるけど、納得されるとは限らない
・今やるのは政治的には合理的
・国民目線ではモヤっとする
・メリットは“自動”ではない
・見るべきは人と中身

ニュースを「流されて見る」から、
「考えて見る」に変わったら、
もう十分だと思う。

【♯74 おわり】