指令室で働いていると、通報の内容によってはちょっと困惑することがあります。出動自体はすぐ行うのですが、詳しい状況を聞き出さないと隊員や傷病者の安全に関わるため、情報収集が必須です。今回は、僕が経験した“困る通報”をランキング形式で紹介します。
第5位:電話で怒り出す人
「早く来て!」だけを連呼して電話を切ってしまう、詳しい状況を聞こうとすると怒る…こういう方もいます。でも、指令はすでに出ていて隊員は向かっているんです。説明しても理解してくれないことが多く、情報を引き出すのに苦労します。
第4位:タクシー代わりの救急要請
自分で病院に行けるにも関わらず、「救急車で」と要請されるケース。搬送の必要性が低い場合でも、救急車を呼んでしまう方は少なくありません。
第3位:軽い転院搬送
点滴や酸素投与などの処置なし、痛みや発熱もなし。明らかにタクシーで行けるレベルの転院です。医療機関が逼迫することも理解できますが、やはり緊急性は低め。
第2位:医療機関からの“とりあえず救急車”指示
病院や診療所から「救急車で来てください」と指示されるケース。自力で行ける場合でも、病院に言われれば要請するしかありません。噂では、救急搬送により病院側の請求額が変わることがあるとも聞いたことがあります。
第1位:日常トラブル系
家の鍵がかかって入れない、ベッドから落ちたので起こしてほしい、枯れ草焼きの煙が気になる…など。明らかに緊急性の低い通報ですが、対応しないといけないので困ります。
AIによる解決策(まとめ)
- 通報者向けに「緊急性の目安」を広報する
- 軽度の搬送や日常トラブルは民間サービスや家族に依頼するよう案内
- 医療機関向けに、緊急搬送の基準を明確化する
- 指令室での情報収集は、怒り出す人への対応マニュアルを用意