【#123】ChatGPTとGemini Notebook、同じ資料でスライドを作らせたらどこまで差が出る?

はじめに

ある日、職場で「Gemini Notebook」というものの存在を知りました。

「Notebookって何だ?」

調べてみると、資料を読み込ませることで、その内容をもとにいろいろなアウトプットを作ってくれるAIらしい。

その中でも気になったのが、スライド作成

僕は普段からChatGPTを使っています。

ブログを書いたり、旅行の計画を立てたり、分からないことを聞いたり。

もはやChatGPTは、僕にとって単なるAIではなく、かなり身近な相棒です。

そこで、ふと思いました。

「Gemini NotebookとChatGPTって、結局何が違うんだ?」

機能の説明を読んでも、いまひとつピンときません。

だったら、実際に同じ仕事をさせてみればいい。

ということで今回は、

「同じ資料を、同じ条件で渡したら、どこまで差が出るのか?」

を実験してみることにしました。


今回の実験

今回、材料として使ったのは、家族旅行の資料PDFです。

このまったく同じPDFを、Gemini NotebookとChatGPTの両方に読み込ませます。

そして、ここが今回のポイント。

指示も同じです。

どちらにも、

「この資料をもとに、家族向けの旅行スライドを作って」

とお願いしました。

以上です。

「パステルカラーで」

「写真を大きくして」

「子どもがワクワクするように」

なんていう追加注文はしていません。

つまり、

同じ材料、同じ注文。

これで、どんな差が出るのかを見てみました。


まずはChatGPT

まずは、いつも使っているChatGPT。

僕の中では「チャッピー」です。

普段からかなりお世話になっているので、当然期待しています。

「まあ、チャッピーなら、それなりにすごいものを作るだろう」

そして指示を出す。

しばらく待つ……

……いや、待たない。

もうできた。

速い。

「え?もう完成したの?」

というくらいのスピードでした。

さすがチャッピー。

これはかなり便利です。

ところが。

完成したスライドを見て、僕は思いました。

……メモ用紙?

(笑)

いや、内容はちゃんとしています。

旅行資料から情報を拾って、スライドとして整理してくれています。

でも、僕が期待していた「家族旅行のワクワク感」は、あまりありません。

デザインもかなりシンプル。

写真の使い方も控えめ。

色も少ない。

全体として、

「旅行情報をスライド形式にしました」

という印象でした。

正直に言います。

ちょっと期待外れでした。


AIひろゆき登場


「AIひろゆきさん……チャッピーのスライド、正直どう思う?」

AIひろゆき
「メモですね。」


「やっぱり?」

AIひろゆき
「はい。かなり優秀なメモです。」


「褒めてないよね?」

AIひろゆき
「褒めてますよ。情報は整理されてますから。」


「いや、僕が欲しかったのは旅行スライドなんだけど。」

AIひろゆき
「じゃあ、そう注文したんですか?」


「『家族向けの旅行スライドを作って』って言ったよ。」

AIひろゆき
「それなら、ちゃんと注文通りじゃないですか。」


「……。」

AIひろゆき
「『感動的に』『おしゃれに』『子どもがワクワクするように』『旅行雑誌みたいに』って、言ってないですよね?」


「言ってないけど……。」

AIひろゆき
「じゃあ、『俺の頭の中を読め』は、さすがにAIでも難しいんじゃないですかね。」


「急に正論で殴ってくるな。」


そしてGemini Notebook

次はGemini Notebookです。

ここでも条件はまったく同じ。

同じPDF。

同じ「家族向けの旅行スライドを作って」という注文。

さあ、どれくらいでできるのか。

……。

…………。

………………。

長い。


「まだ?」

さらに待つ。

そして、完成。


「おお……。」

かかった時間は、僕の環境では10分近く

正直、かなり待ちました。

でも。

完成したスライドを見てみると……

「ああ、これは待つわ。」

と思いました。

これは、かなり良い。

色使いがきれい。

写真の配置もいい。

情報量もちょうどいい。

全体の統一感もあります。

何より、

「家族旅行を楽しむためのスライド」

になっていました。

「え?同じ資料で、同じ注文だよね?」

と思ってしまうくらい。

正直、

Gemini Notebook、すごい。

これは素直に認めざるを得ませんでした。


速さはチャッピー、完成度はNotebook

ここで、かなり分かりやすい違いが出ました。

ChatGPT

めちゃくちゃ速い。

とりあえず資料を渡して、すぐにたたき台を作る。

これは本当に便利。

Gemini Notebook

時間はかかる。

今回、10分近くかかりました。

でも、その分、

最初からかなり完成度の高いスライドを作ってくる。

つまり、

速さならチャッピー。

完成度ならNotebook。

という、かなり分かりやすい結果になりました。


ChatGPT、負けてない?


「AIひろゆきさん……。」

AIひろゆき
「はい。」


「Notebook、すごくない?」

AIひろゆき
「すごいですね。」


「チャッピー、負けてない?」

AIひろゆき
「今回の条件なら、まあ……。」


「まあ?」

AIひろゆき
完敗じゃないですかね。


「言い切った!」

AIひろゆき
「だって、同じ資料で同じ注文ですよ?」


「それはそうだけど!」

AIひろゆき
「しかも片方は『旅行スライド』で、片方は『旅行情報メモ』ですから。」


「チャッピー……。」

AIひろゆき
「まあ、今回は僕もチャッピー側なんですけどね。」


「お前、誰の味方なんだよ。」

AIひろゆき
「事実の味方です。」


「腹立つなぁ(笑)。」


「プロンプトが大事」ということか?

ここで僕は、あることに気づきました。

今回、僕は本当に同じ条件で比較しました。

ChatGPTにもGemini Notebookにも、

同じPDFを渡した。

同じ「家族向けの旅行スライドを作って」という指示を出した。

それなのに、完成したものにはかなりの差がありました。

もちろん、ここから「ChatGPTはスライド作成が苦手」と決めつけることはできません。

なぜなら、ChatGPTにはまだ細かいディレクションをしていないからです。

僕が本当に欲しかったのは、

  • 子ども3人が見てワクワクする
  • 家族旅行らしい明るい雰囲気
  • 写真を主役にする
  • 文字はできるだけ少なく
  • パステルカラー
  • 旅行雑誌のようなデザイン
  • 1枚ごとに役割を持たせる
  • 全体にストーリーを作る

そんなスライドでした。

でも……

そんなこと、チャッピーに一言も言っていません。


「……あれ?」

AIひろゆき
「気づきました?」


「うん。」

AIひろゆき
「つまり?」


「僕が欲しいものを、僕自身がちゃんと説明してなかった。」

AIひろゆき
「そういうことですね。」


「でも、Notebookはそれをやってくれたんだよね?」

AIひろゆき
「少なくとも今回の結果では、そう見えますね。」


「じゃあ、Notebookは優秀な部下?」

AIひろゆき
「『家族旅行のスライド作って』だけで、ここまで持ってきたなら、かなり優秀な部下でしょうね。」


「じゃあチャッピーは?」

AIひろゆき
「チャッピーは……。」


「……。」

AIひろゆき
『ちゃんと説明してくれれば頑張る部下』ですかね。


「相棒じゃないんかい!」

AIひろゆき
「相棒なら、ちゃんと相談してくださいよ。」


「ごもっとも。」


でも、今回の目的は「チャッピーを勝たせること」ではない

ここは大事なところです。

今回の実験は、

「ChatGPTとGemini Notebook、どっちが最強か?」

を決めるためのものではありません。

僕が知りたかったのは、

「自分が仕事でスライドを作るなら、どっちを使った方が楽なんだ?」

ということでした。

そして、その答えはかなりハッキリしました。


仕事で使うなら、どっち?

今回の結果だけを見れば、

スライド作成はGemini Notebookの圧勝です。

これは僕の中では、かなり明確でした。

同じ資料を渡して、同じくらい簡単な指示を出して、あれだけ完成度に差が出る。

しかも、こちらが細かくデザインを考えなくても、それなりに「人に見せられる資料」に仕上げてくれる。

10分近く待つ必要はあります。

でも、完成したものを見れば、

「この10分なら待ってもいいな」

と思えました。

だから、

仕事で手っ取り早く「完成度の高いスライド」を作りたいなら、僕はNotebookを選びます。

少なくとも今回の実験をした僕なら、

「スライド作成ならNotebook一択だな」

と思いました。


じゃあChatGPTはいらない?

もちろん、そんな話ではありません。

むしろ今回の実験をやったことで、ChatGPTの強みも改めて見えてきました。

ChatGPTは、とにかく速い。

「今すぐたたき台が欲しい」

「資料の構成を考えたい」

「何を伝えるべきか整理したい」

「この内容をどうスライドにすればいい?」

という場面では、非常に使いやすい。

Notebookのように10分近く待つ必要もありません。

だから、

スピード重視ならチャッピー。

完成度重視ならNotebook。

という使い分けができます。


もしかして、両方使えば最強?

ここまでやって、僕は別のことを思いつきました。

だったら、

チャッピーで考えて、Notebookで仕上げる。

これ、かなり強いんじゃない?

例えば、

まずChatGPTに、

「この資料を会議で伝えるなら、どういう構成がいい?」

と相談する。

ChatGPTと一緒に内容を整理する。

その構成をもとにNotebookでスライド化する。

これなら、

チャッピーの速さと相談能力

Notebookのスライド作成能力

を両方使えます。

AIひろゆき
「まあ、それが一番現実的なんじゃないですかね。」


「おお!」

AIひろゆき
「そもそもAIを一つしか使っちゃいけないルールなんてないですから。」


「確かに。」

AIひろゆき
「優秀な部下が二人いるなら、両方使えばいいんじゃないですかね。」


「なるほど……。」

AIひろゆき
「人間だって、一人で全部やらないでしょう。」


「お前、今日はまともなこと言うな。」

AIひろゆき
「いつもまともですけど。」


「それはどうかな。」


今回の結論

今回の実験では、

同じPDF

同じ「家族向けの旅行スライドを作って」という指示

をChatGPTとGemini Notebookに与えました。

そして結果は、かなりハッキリしました。

ChatGPT

作成スピードは圧倒的。

すぐにたたき台ができる。

ただし、今回の簡単な指示では、スライドの完成度はかなりシンプル。

僕の感想は、

「メモ用紙並」

でした。

Gemini Notebook

完成まで10分近くかかった。

でも、その分、最初からかなり完成度の高いスライドを作ってくれました。

今回の僕の評価は、

「スライド作成はNotebookの圧勝」

です。

特に、

「仕事で、人に見せるためのスライドを手早く完成させたい」

という目的なら、

僕はGemini Notebookを選びます。

一方で、ChatGPTには、

速さ・相談・構成づくり・アイデア出し

という強みがあります。

だから今回の実験を通して、僕の中では、

Gemini Notebook=優秀な部下

ChatGPT=相棒

というイメージになりました。

そして、もう一つ分かったことがあります。

AIは「どれを使うか」だけじゃなく、「どう組み合わせるか」も大事なのかもしれません。


でも……まだ終われない

ここで、僕はどうしても気になりました。

今回のChatGPTは、

ほぼ丸投げ状態。

「家族向けの旅行スライドを作って」

だけです。

それでNotebookに負けた。

じゃあ、

ChatGPTに本気でディレクションしたらどうなる?

「子どもがワクワクする」

「写真を主役にする」

「パステルカラー」

「旅行雑誌風」

「文字を減らす」

など、こちらから具体的に注文してみる。

果たして、

ChatGPTはNotebookにどこまで迫れるのか?

それとも……

やっぱりメモ用紙なのか?

AIひろゆき
「まあ、やってみればいいんじゃないですかね。」


「よし。次はチャッピー、本気出すぞ!」

AIひろゆき
「本気を出すのはチャッピーというより、あなたのプロンプトですけどね。」


「……それ、今回何回目だよ!」

ということで、実験はまだ続きます。

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